中国留学 日中文化交流社
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女子大学生
 私の「中国留学」という小さいようで大きな夢は、2005年夏「復旦大学短期留学」という形で実現しました。
 私は1年前に北京に行ったことはあるものの、上海には行ったことがなく、相当な不安と、大好きな中国に行ける!! というワクワク感で、大変複雑な気持ちでの決心でした。
 まず、上海での生活からお話します。
 皆さんもご存知のとおり、現在経済が目まぐるしく発展している上海での生活は、何不自由することなく大変便利で、 街に出れば、高層ビルや立派な高速道路が目に入り、いかにも「ビジネスの街〜上海〜」という感じでした。日本の企業も所々に見られ、 違うのは漢字で綴られた看板、といったところでしょうか?上海では多くの中国人は普通話を話し、道を歩いていてもよく話しかけてくるので、 「全く人見知りをしない人種だなぁ!!」と思うと同時に、私のつたない中国語の会話の練習に付き合ってくれたり、日本に興味を持ってくれたりと、 楽しい事が多々ありました。食べ物も困ることがなく、日本より少し安い値段であらゆる料理が食べれましたし、おいしいスイーツにはいっぱい出 会えました!!
 次に、復旦大学での授業についてお話します。
 復旦大学で私が1ヶ月中国語を学習したクラスは、15名ほどの国際クラスで、日本人のみならず、韓国人、イギリス人、フランス人、 イタリア人…と、大変国際色豊かで、ほんとにたくさんの友達ができました。お互いにとって外国語である中国語でコミュニケーションをすることは、 難しくもあり、また何か心が通じ合うものがありました。また、お互いの国に興味を持ち、帰国後も連絡を取り合い、今後遊びに行く、という友達関係に までなりました。中国人の先生も、一人ひとりに目を配ってくれ、大変ユーモアがあり、かつ親切で、授業が「シーン」となった時には、中国語で冗談を言っ てみんなを笑わせてくれもしました。授業内容は、日常会話でよく使う実践的なものを取り挙げてくれるので、授業が終わったあと、買い物する時に使ってみ たり、応用してみたりと、チャレンジ心を持って使ってみて通じた時の喜びは、一言では言い表せないものでした。 私はこの1ヶ月、中国語を学ぶことが好きなのはもちろんのこと、復旦大学のキャンパスが学びやすい環境にあり、授業の雰囲気がとてもよかったので、 無遅刻無欠席で授業に出席しました。
 今現在、中国留学しようかどうか迷っている方がいるならば、私は間違いなく、留学されることをお勧めします。私は、「短期留学」 という形で 1ヶ月しか滞在ができなかったものの、そのハードな1ヶ月で感じたり学んだりすることは大変多く、本当に一生忘れられない思い出になりました。 今だから言えるのは、「私の決断は間違っていなかったこと」です。皆さんも、チャレンジ心を持って、思い切って留学してみてください。きっと、 自分自身の視野を広げ、可能性も見出せることだと思います。
 2005年夏に叶った私の「上海ドリーム」は、今後の私の人生に大きく影響し、今後再び中国に行くことを今か今かと待ち遠しいばかりです。
 最後になりましたが、今回の短期留学で大変お世話になりました日中文化交流者様には、感謝の気持ちでいっぱいです。


井浦 伊知郎
(広島文教女子大学非常勤講師)
 私は大学で主にドイツ語などヨーロッパのことばを教えていますが、最近、中国からの留学生に日本語を教える仕事を引き受けました。 もともと中国語にも関心があり、自分で勉強もしていたのですが、いざとなると「ここで中国語で説明できたら」と思う場面でなかなか口から出てきません。 自分の中国語の知識不足を痛感していた時、大学で日中文化交流社の留学案内パンフレットを見かけました。学生課の近くに置いてあったから 本当は学生向けだったのでしょうが、特に年齢制限も見当たらないので、思い切って応募してみました。北京語言大学の漢語速成学院、 夏休み四週間の短期集中コースです。
 ヨーロッパなら何度か出かけているのですが、実は中国はまったくの初めて。こんなに近い国なのに、ビザの取り方も、お金の準備も、 空港から大学までどう行くのかも見当がつきませんでした(うかつにも、日本との時差があることにさえ気がつかない始末)。 しかし日中文化交流社の担当の方からは、どんなつまらない質問にも丁寧なお返事をいただけるので、安心して出発前の準備を進めることができました。 北京では、頼んでおいた現地スタッフの方が空港に迎えに来てくれたのですが、この方は後日自宅に私を招いてくれました。 中国の一般家庭で食事をしながら会話をするという、学習者にとって格好の体験ができたわけです。
 大学では、良い宿舎の部屋に入ることができ、勉強にも専念することができました。 他の人と一緒に中国語を学ぶのはほとんど初めてでしたが(何より「先生」から久しぶりに「学生」の立場に戻って過ごせたこと自体が新鮮だったのですが) 、授業を受ける中で、自分の知らなかった基本的事項を学べただけでなく、授業を進める際の教師の言い回しも知ることができました。 大学の企画した西安旅行では、同じ仕事をしている他の国の方々とも知り合い、交流を深めることができました。一か月足らずの滞在でも、 明確な目的を持って学べば大きな成果が得られることを実感しました。日本に戻ってからもこつこつと中国語の勉強を続ける励みになっています。

篠崎 知代 (会社員)
 9月10日から5日間の短期でしたが 北京の斉老師のお宅にホームステイをさせて頂きました。行くまでは 中国語を習い始めて 1年と少しですが 全く中国語だけで過ごせるかとても不安に思っていました。北京の空港に迎えにきてもらっても「あまり 中国語が話せないので ごめんなさい。よろしくお願いします」と言うのがせいいっぱいでしたが 老師の奥様が「これから 何日間か一緒にいる間に上手くなるわよ、大丈夫」 って言ってくれたでほっとしました。私の写真を持っていて それで迎えの際に見つけてくれたのですが「貴女写真でも綺麗だけど 実物もとても綺麗ね」 って凄いお世辞ですが こちらの気分をほぐすために言ってくれて 思わず 笑ってしまいました。ついでに 褒められたときは「謝謝」もいいけど「那里  那里」っていうのもいいと教えてもらいました。大学生の息子さんと万里の長城に行ったり、奥様と秀水市場でお買い物したり 老師ご夫婦と近所の スーパーに行ったり。1日 だいたい2時間の勉強時間以外に旅行では味わえない 体験をしました。
 中秋が近かったこともあり 月餅を持って友人、親戚の家を訪問しあうことが多く 老師のお宅にも 訪問客が多かったです。 家族の一員のように紹介され こちらからあまり話すことはできなかったんですが 色々 尋ねられ 答えられないと 老師や奥様が分かり易く解説して くれました。また 老師宅でのお食事も楽しみの一つです。老師はお料理も上手で毎日 自慢の腕を披露してくれました。奥様は水餃子や包子を作る のがお得意で大変美味しかったです。北京の桃や棗 竜眼といった果物も瑞々しく 勧められるままに食べてしまいました。テレビを見ることも面白く  4日間続けて 見ていた 連続ドラマ(清の時代が舞台の時代劇)はどうしても 続きが見たくて 北京の後訪れた上海で  DVDを全巻購入してしまいました。このドラマの良いところは 中国語の字幕がでることです。全部(なんと48話もあります)見終わる頃は少しは中国語 の聞き取りがよくなっていると嬉しいです。筆談も交えてですが 奥様とは勤務している会社のことや 習っている舞踊、自分の家族のことなど  色々お話しました。私にわかるよう 苦労して言葉を選んでくれる様子をみて もっと語彙を増やして もっともっと たくさん話ができるようになり たいなあと心から思いました。万里の長城に行ったときの天気は良くなかったし 行ってない場所もいっぱいあるし また北京には行こうと思います。 北京空港でご家族とお別れのする際に「もっと勉強して もっと話せるようになったら 必ず会いに北京に来ます」と約束してきました。 行く前に是非買いたかった翡翠のアクセサリーも一緒に市場にいってもらい 満足できるものを買えました。その際 お店の人にちょっと中国語で話すと 「あら いい発音じゃない」って言ってくれたらい 奥様が「そうよ 彼女は中国語を習ってるの 結構聞き取るのよ」なんて 話してると 「いやいやそうでもないんですけど・・・」って思うような嬉しいこともありました。言葉って 発音が綺麗とかなにより 思いが通じてこそだなあと 感しました。次回 中国を訪れる際は 今回より より多くの人とまたより深く コミュニケーションをとれるように頑張ります。」

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